秋に向けて新商品をリリースしました!


ようやく日も短くなって、秋めいてきましたね。


コーヒーの季節もいよいよ到来!ということで、立て続けに3つの新商品を販売開始しました。


実はこれら3つ以外にも生豆を仕入れてあるんですが、下処理がまだ終わってないのです(上記の新商品も実はまだ途中だったり、、、)。




( ゚д゚) < ブログ書いてるヒマあんのか?




って声がどこからともなく聞こえてきますが、新商品の紹介は貴重なブログネタなんでね(∩゚д゚)アーアーキコエナイ


というわけで、今回は新商品3種についてサラッと紹介させていただきます!




定番商品マンデリンの後継品


まずはインドネシアからの定番のマンデリン


インドネシア/マンデリン・ポルン・アルフィナー


長期間使ってきた "セブンステラ" という銘柄も品質が安定している上に、手に入りやすくてよかったんですが、そろそろ一段上のマンデリンが欲しいと思いまして、夏の間にいくつかの銘柄を試し焼きしたりしてしました。


おかげでここ最近はそのときに焼きまくった深煎りばかり飲むハメに陥っているという(^_^;)


今回、販売開始したインドネシア/マンデリン・ポルン・アルフィナーは伝統的なマンデリンの精製法であるスマトラ式を採用してます。


やはり同じマンデリンでも、パルプドナチュラルとかだと苦味とかアーシーな質感なんかがイマイチ物足りない感じがしちゃうんで、スマトラ式であることは絶対はずせないポイントかなと。


ただ、スマトラ式の豆って、グレードの高い豆であっても日本人基準だと品質にやや難があるというか、、、製法の都合上、端が裂けた豆が非常に多いんです。


他国の豆だったら欠点豆として弾いてしまうような豆も、ある程度は許容せざるを得なかったりします。


ただ、今回のマンデリンは一味違います!生豆の状態でめちゃめちゃキレイ!



あまりに欠点豆が少ないので、本当にマンデリンなのか疑ってしまうレベルw


味の方も見た目どおりの高品質っぷりを体感できるマンデリンですね。しっかりとした苦味アーシーな風味がありつつ、上品な芳香があります。


深煎りはミルクとの相性がいいので、カフェラテなんかにも普通に使えますが、これに関してはブラックで飲むのもオススメしたいですね。


ケーキとか生クリーム系のスイーツなんかと合わせると、コーヒーとスイーツ双方の良さを引き立ててくれると思います。



アナエロビックにみる新しい「エチオピア・モカ」の形


お次はエチオピアです。


エチオピア/イルガチェフェG-1・ベロヤ・アナエロビック・ナチュラル


品名にもある通り、処理方法はアナエロビック・ナチュラルです。


アナエロビックについてはこのブログで何度も取り上げてるので説明不要かと思いますが、、、


アナエロビック?エアロビック?中米産のコーヒーが今アツい!


要約すると、コーヒーチェリーから生豆を取り出す際に、他のコーヒーチェリーから採取したタンクいっぱいのミューシレージ(果実に含まれる蜜状の粘液)に漬け込み、密閉して嫌気性の微生物の力で発酵させるという手法です。


発酵により発生したガスで内圧がかかることによって甘味と風味が生豆に浸透し、発酵による独特の風味もプラスされます。


この発酵処理をナチュラル精製の豆に施したものが、アナエロビック・ナチュラルというワケです。



えっと、実はこの豆は外出先で卸業者から発売通知が入ったもんで、「アナエロビック」の文字だけみて、よく考えずにポチった豆だったりします (・ω<)テヘペロ


冷静に考えてみると、そもそもフルーティな風味がウリのエチオピア産の豆にアナエロビックを施すって、、、ただのナチュラル精製で良くね?って気がしちゃいますよね(・・;)


ところが焙煎してみると驚きの風味!どことなくウィスキーのような、アルコール感のあるコーヒーに仕上がってます(当然ですがノンアルコールです)。


通常のエチオピアがフルーティで明るい華やかさであるならば、これはもっと熟成感のある華やかさとでも言いましょうか。


典型的なアナエロビックっぽさ(強烈なシナモンフレーバー)を期待すると肩透かしを喰らうかもしれませんが、これはこれでユニークな風味ですし、香りの強さもキツくなくほど良い気がします。


私も含めエチオピア・モカが好きな方は多いと思いますが、このコーヒーにどういう反応を示すのかちょっと興味がありますね。



安定のグアテマラ・ウォッシュド中深煎り


最後はグアテマラのブルボン種単一の豆です。


グアテマラ/フロレンシア農園・ブルボン


グアテマラの中深煎り(フルシティロースト)は定番ラインとしてずっと置いてますので、今回はその流れでフロレンシア農園のものをチョイスしました。


コーヒー豆というのはフルシティ(中深煎り後半)くらいまで焼き込んでいくと、その豆が持つ風味特性というのはかなり弱まってしまうので、浅煎りのような奇抜な風味はありません。


焙煎により生じる、しっかりとしたコク、カラメルのような甘味と苦味。そしてチョコレートのような芳ばしい香りがあり、日本人に好まれる上質なコーヒーといった印象です。


この手のコーヒーは生クリームを使ったスイーツとか、アンコを使った和菓子なんかとも相性がいいので、「コーヒー飲む時は甘いモノも一緒に、、、」という人にピッタリだと思います。



まとめ


というわけで、今回は深煎り(インドネシア)・中煎り(エチオピア)・中深煎り(グアテマラ)と、三者三様の焙煎度の新商品となりました。


どれもスイーツに合わせやすいコーヒーなので、食欲の秋にはぜひお供のコーヒーとしてご賞味いただければと思います。


ではでは。


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