パナマ産「パカマラ」販売開始のお知らせ
このところだいぶ豆の在庫が減ってきていたので、先日のエルサルバドルに続いての新豆投入であります(`・ω・´)キリッ
今回はPRIVATE STOCKらしい、違いのわかりやすい豆なのでそこんとこ詳しく説明していこうかなと思います。
パナマ産のコーヒーといえば
はい、パナマ産といえばコーヒー好きなら真っ先に思い浮かべるのがアレですね。
( ´ ▽ ` ) < エスメラルダ農園産のゲイシャ
「パナマ コーヒー」
でネット検索かけると、最初の数ページはほぼゲイシャの話題しか出てきませんね(^_^;)
まったくどいつもこいつもゲイシャゲイシャいいやがっt
ヤ◯ーショッピングでざっくり調べた感じだとエスメラルダ農園産のゲイシャは焙煎豆の状態で100g 3,000円くらいが相場。200gで6,000円ちょい。
ウチの豆でだいたい200g 2,000円前後ですからねー。どんだけエスメラルダ農園のゲイシャがお高いかよくわかります( ´Д`)y━・~~
まぁ、今回はエスメラルダ農園もゲイシャも関係ありませんけどね。
同じパナマ産ってだけです。
パナマって国はエスメラルダ農園のゲイシャのことを抜きにしてしまうと、コーヒーを語る上ではあまりメジャーな存在ではありません。
でも実はコーヒーの品質は全体的に高いんですよね。過去にも何度かパナマの豆を使ったことはありますが、品質のバラツキも少なくて風味のいいものが多い印象があります。
パナマ産のコーヒー豆の特徴
パナマ産コーヒーの精製方法はナチュラルもウォッシュドもありますが、どちらかというとウォッシュドが多いですかね。ハニープロセスとかもあるのかもしれませんが、そもそもパナマ産のコーヒー豆は出物自体が多くないのであまり見かけることはありません。
品種に関してはエスメラルダ農園の影響もあって生産が多いのか、単に卸業者の好みなのかわかりませんが、ゲイシャ種を見かけることが多いです。まぁ、エスメラルダ以外の農園でもゲイシャってだけでお高いですけど(・_・;
味や香りの特徴としてはナチュラルは使ったことがないのでわかりませんが、ウォッシュドは柑橘系でさっぱりしたものが多いような気がします。明るい酸味で浅めの焙煎を用いることが多いかな。
そもそも今回の豆は柑橘系のフレーバーの豆を補充したかったからパナマ産のウォッシュドを探したのが発端なんですけどね。私の中ではそのくらい柑橘系コーヒーの代表格です。
ルイス農園・パカマラってどんな豆?
さて、いよいよ本題!今回販売を開始したルイス農園のパカマラ種についてですね。
えっと「パカマラ種」というとエルサルバドルが発祥なんですよね、、、
エルサルバドルでブルボン種を仕入れて、パナマでパカマラ種を仕入れるという天邪鬼っぷり。
これぞ常識のないにとらわれないPRIVATE STOCKのなせる業ですね。美味けりゃなんでもいいんです。定石?そんなもん知らんわ( ´Д`)y━・~~
エルサルバドル/サンタリタ農園・ブルボンの紹介でもちょこっと書きましたが、パカマラ種は大粒で酸味が強い豆ですね。豆の大小は味にあまり関係ありませんが、やはり迫力があるというか見栄えはします。
酸味が強いのでシティローストまで焼き込んで少し酸味を抑えめにしてますが、それでも他の豆のミディアムローストからハイローストくらいの酸味はあります。酸味好きの方には物足りないかもしれませんが、個人的に酸味は少し感じるくらいが一番美味しいと思うんですよね。
香りについてはシナモンのようなややスパイシーな香りの中にわずかにフローラルも感じます。味も複雑でリンゴのようなニュアンスに柑橘系の酸味と渋みがあり甘みもあります。
冷めてくると甘みや香りがより顕著に感じられるようになるので、温度帯によっても味の変化を楽しめるかと思います。
あとコーヒー単体で飲むのもいいですが、意外とスイーツと相性がいいですね。ハニートーストのようなシンプルなものはもちろん、脂分を多く含むケーキなんかでもボディ感がそこそこあるのでいい勝負になります。ケーキに紅茶を合わせる人に是非オススメしたいですね。
他と違いがわかりやすい豆な割に、守備範囲が広いので万人ウケする豆なのかもしれません。よろしければ是非試してみてくださいね!
ではでは。
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