秋の夜長にカフェインレスのカフェラテはいかが?
コーヒーが美味しい季節になりましたねぇ。
先日、商品紹介としてデカフェの記事をあげたんですが覚えてますかね?
読んだことすらないって方は下にリンク貼っときますので適宜読んでくださいね。
この記事のなかに
ちなみにこの豆は火加減がそんなにシビアではなさそうなので深煎りもいけそうですね。
、、、って文言があったんですが、実際試したところフツーに美味しく焙煎できたので商品化いたしました!
・【デカフェ】コロンビア/ラ・プラデーラ農園・カフェインレス【深煎り】
当店では基本的にオススメの焙煎度として1種類のみの焙煎度で展開してきたんですが、そろそろ用途によって分けてみるのもアリかなーと思い、実験的に導入してみました。
当サイトのオンラインショップでは深煎りの別商品を設けたような形にしてあります。上のリンクからアクセスできます。
一方、minne店の方は購入オプションの「焙煎度」という項目から商品を選択することができます。下にリンク貼っておくのでminneのギャラリーも覗いてみてくださいね。
なぜこの豆だけ焙煎度を分けたのか?
深煎りの焙煎度をデカフェに限って追加した理由。それは、、、
デカフェの深煎り豆でちゃんと美味しいものって少ないんじゃないかなー??
という、私の勝手な思い込みからです(・ω・)b
(※実際のところはよく知りません)
コーヒー豆を販売してて思うんですけど、デカフェって通常のコーヒー豆ほどいろいろな種類をラインナップしてませんよね。そもそもカフェインレス処理された生豆自体が少ないので当然っちゃ当然。
当店でも10種類以上コーヒー豆を置いてますけど、デカフェの枠は常に1つだけです。
デカフェ枠は1つでも、焙煎度を選んでオーダーするタイプのお店もあります。でも、カフェインレス処理された生豆って必ずしも焙煎しやすい豆ではないんですよ。
以前、ウチで扱っていたデカフェ豆で「コロンビア/スプレモ・スイスウォーター・カフェインレス」という商品があったんですが、シティローストより浅い焙煎だとネガティブな香りが強くなり、フルシティローストを超えるとセンターカット(豆中央の割れ目)が焦げるという、、、焙煎の幅がとっても狭い豆だったんですよ。
上の写真がそうなんですが、センターカットが焦げ茶色になってますよね。もうちょっと火を加えると黒く炭化して焦げ臭くなります。
普通のコーヒー豆ならそんなことはないんですが、カフェインレス処理された豆ってこういう個体差が非常に大きいんです。なので、「ちゃんと美味しい焙煎度」で「多くの人が満足できる焙煎度」ということで、中深煎りあたりに絞って販売しているお店が多いんじゃないかなーと思います。
今回に限って、デカフェの深煎りを用意したのは、「ちゃんと美味しく焙煎できる豆だったから」というのがひとつめの理由です。
深煎りのデカフェで深夜にカフェラテ
それと、もうひとつの理由は前回の記事でも少し触れましたが、デカフェのカフェラテが便利だからですね。
想像してみてください、、、
秋の夜長、就寝一時間前。
あたたかい飲み物が飲みたくなったらアナタは、、、
どーせ、ココアかホットミルク飲むでしょ?(・Д・)
なんならハーブティーなんてオシャンティーな回答しちゃう人もいるかもしれませんね。
コーラとかレッドブルとかチョイスしちゃう人はただのヒネクレモノなんでエスプレッソでもガブ飲みしててください。
夜遅い時間、基本的にはカフェインが少ない飲み物をチョイスすると思います。
そこでデカフェですよ。
深煎りの豆ならブラックはもちろん、カフェラテやカフェオレだって作れちゃいます。
ミルクにコンデンスミルクを混ぜてスチームして、最後にハチミツ垂らせば、タリーズ風ハニーミルクラテ(カフェイン抜き)なんてこともできちゃいます!
カフェインの影響が大きい小中学生くらいのお子様でもデカフェなら問題なく飲めるので、夕食後の家族団欒にも良いかもしれませんね。
デカフェを淹れるコツ
デカフェって理論上はカフェインを抜いてるだけなんですが、独特の香りがつきますし、味にもそれなりに影響します。
減塩の味噌汁みたいな感覚とでも言いましょうか。何か物足りない、部分的に味が抜け落ちたようなところがあります。
ブラックで飲むときは使う豆を増やすなど、ちょっと濃いめになるよう意識していただくと美味しく淹れられるかと思います。
ミルクを入れる場合は、抜け落ちたコクをミルクがカバーしてくれるので味の遜色はなくなるんですが、やはりコーヒー感が弱くなりがちなので濃いめを心がけましょう。
カフェラテの場合は、使う豆の量は固定なので(多くするとポルタフィルターがエスプレッソマシンに嵌らなくなることがあります)、ミルクの量を少なめにして濃度を調整してください。減らしたミルク感をコンデンスミルクを入れて補うのもアリです。
個人的にはミルクを使った方がデカフェ特有のクセのある香りも目立たなくなりますし、味のバランスもよくなるのでオススメです!
まとめ
なんとなくデカフェというと、カフェイン摂取制限がある人や、妊婦さん向けのコーヒーの代用品的なイメージがあるんですが、時間を気にせず飲めたり、お子様と同じものを飲めるといったメリットもあります。
もちろん美味しさや味の複雑さ、風味のバリエーションは通常のコーヒーにはかないませんが、選択肢のひとつとしてデカフェも取り入れていただけたらと思います。
秋の夜長もコーヒーを愉しんでくださいね。ではでは!
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